矯正歯科のワックスって何？歯科医が解説します
矯正歯科のワックスって何？
※アマゾン参考
- 矯正用ワックスとは: 歯科矯正治療中のワイヤーやブラケットが口腔内に与える刺激を和らげるために使用されるアイテムです。
- ワックスの種類: 固まりやすいシリコンタイプと、混ぜて使うペーストタイプの2種類があります。
- 使用方法: ワックスを米粒程度にちぎり、水分を取ったブラケットに密着させます。
- 取り外し時の注意点: 食事中はワックスを取り外すべきです。誤って飲み込んでしまう危険性があるためです。
- 再利用: 衛生上の観点から一度使用したワックスは再利用できません。
- 入手方法: 矯正治療を受けた歯医者やオンライン通販で購入可能です。価格は約500円から1,500円程度です。
- 応急処置: 矯正装置やワイヤーが外れた場合には、応急処置としてワックスを使用することができます。
歯列矯正において非常に重要なアイテムであり、主にワイヤーやブラケットが原因で生じる口内の不快感や痛みを軽減するために使用されます。これにより、歯列矯正の過程で気を散らせずに治療を続けることができ、患者の快適さの向上に寄与します。ワックスは、装置が口腔内の粘膜に直接接触することで生じる摩擦や傷を和らげる効果があります。
矯正用ワックスの種類には、主にシリコンタイプとペーストタイプの2つがあります。シリコンタイプは即効性があり、短時間の使用に適しているため、食事の前や外出先での急な不快感に迅速に対応できます。一方、ペーストタイプは、複数の成分を混ぜ合わせて使うため、より長時間の保護を提供します。それぞれの特徴を理解し、状況に応じて使い分けることが大切です。
正しい使用方法について理解しておくことは、矯正用ワックスの効果を最大限に引き出すために欠かせません。歯磨きをしてからの使用や、ブラケットにしっかりと密着させることが重要です。さらに、ワックスを使用した後は、適切に保管することで、衛生面にも配慮しつつ効果を持続させることができます。使用後のアフターケアや、ワックスが落ちてしまった場合の再適用も考慮するべきポイントです。
矯正歯科のワックスの種類って？
- シリコンタイプ: すぐに固まりやすく、持続性が高い特徴があります。
- ペーストタイプ: 2種類のペーストを練り混ぜて使用し、柔軟性に優れています。
- 用途に応じて選択: 矯正器具の種類や個々の使用目的に応じて、適切なタイプを選ぶことが重要です
矯正歯科のワックスの正しい使用方法とは
- ステップ1: まずは歯磨きをして口腔内を清潔にします。
- ステップ2: ワックスを適量ちぎって丸めます。
- ステップ3: ワックスをつける部分の水分をティッシュなどで拭き取ります。
- ステップ4: ブラケットに密着させるようにワックスを押し付けます。
- 注意点: 手を洗ってから作業を開始し、再利用は避けましょう。
- 食事時の注意: 食物を食べる前に必ずワックスを外しましょう。
- 誤飲に関して: 飲み込んでも大きな害はありませんが、飲み込みを避けるため注意が必要です。
- 衛生上の注意: 再利用はせず、毎回新しいワックスを使用します。
- 取り扱いのコツ: 手をしっかりと洗い清潔を保ち、ワックスが取れないように注意して貼付します。
さらに使用時の注意点をお伝えしておきます
矯正用ワックスは、食事時に外すことが重要です。食事をしている最中、ワックスは簡単に取れてしまうことがあり、無意識のうちに飲み込む可能性があります。この点を考慮すると、特に注意が必要です。食事の前には、必ずワックスを取り外し、食後には口腔内をよく清掃したうえで再度ワックスを装着することをお勧めします。
矯正用ワックスは使い捨てであることが推奨されています。一度使用したワックスは、清潔さが失われ、細菌が繁殖しやすくなるため、再利用は避けるべきです。口腔内の健康を守るためにも、使い終えたワックスは新しいものに替えるよう心がけましょう。この習慣によって、口内炎や感染症のリスクを低減することができます。
矯正用ワックスは、時として外れることがあります。その際、外れたことに気づかずに飲み込んでしまうこともありますが、心配は無用です。体内で問題を起こすことはほとんどありません。ただし、新たにワックスを取り付けることが推奨され、特に痛みや不快感を軽減するために、常に下処理を行うことが大切です。
矯正歯科としてワックス金額・購入とは
- 購入場所: 矯正治療を受けた歯科医院様にもある場合がある、さらにはインターネット通販で購入可能です。
- 価格帯: ワックスの価格は500円から1,500円程度です。
- 歯科医師との相談: 矯正治療を行っている担当の歯科医で相談と購入を検討するのが安心です。
- オンライン購入: Amazonや楽天市場での購入も選択肢にありますが、歯科医院での購入が推奨されます。
矯正歯科のワックスってなぜ使うの？（応急処置的存在）
- 装置が外れた場合: 装置やワイヤーが外れて痛みがある時、ワックスで一時的に保護が可能です。
- 応急処置の方法: 口内炎や刺激が強い部分にワックスを貼って痛みを和らげます。
- 注意事項: 応急処置はあくまで一時的なものであり、早期の専門医への相談が必要です。
- 器具が頬に当たる際: ワックスでカバーして痛みを和らげ、なるべく早く修理に行くこと。
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