執筆：こどもおとな歯科理事長　佐々木賢

1. 矯正歯科治療を始める前に

矯正歯科治療を考えている方の多くが、抜歯矯正の経過について疑問を抱いている場合がありますので、その過程をお伝えします。歯科矯正は、見た目の改善だけでなく、口腔内の健康維持にも大きく関与していますので、必ず問題が少しでもあるなら歯科健診を受けてみてください。

2. 抜歯矯正とその経過

矯正歯科とは？

矯正歯科とは、歯並びや噛み合わせの異常を診断・治療する歯科の専門分野です。

• 矯正治療の種類
  • ワイヤー矯正（金属・セラミックブレース）
  • リンガルブレース（舌側矯正）
  • インビザライン（透明マウスピース矯正）
  • ファンクショナルアプライアンス（顎の成長を利用する装置）
• 抜歯矯正の必要性
  • 顎のスペースが不足している場合
  • 過度な出っ歯や受け口を矯正する必要がある場合
  • 咬合バランスを整えるために抜歯が推奨される場合

矯正治療の開始時期について

成長期（6～9歳）から歯科治療を始めると

効果的ですが、大人になっても歯科治療は可能です。

 

3. 抜歯矯正の流れとは

簡単に説明します

1. 初診・カウンセリング

• 口腔内の診断
• レントゲン撮影
• 治療計画の策定

2. 抜歯の実施（必要に応じて）

• 治療計画に基づいた抜歯
• 抜歯後の回復期間（約1週間）

3. 矯正装置の装着と調整

• ブラケット装着
• ワイヤーによる歯の移動
• 月1回の調整

4. スペースの閉鎖（6ヶ月～1年）

• 抜歯したスペースを徐々に埋める
• 歯並びのバランスを調整

5. 動的治療終了（1.5～3年）

• 歯の位置が整う
• 矯正装置の除去

6. 保定期間（1～2年）

• リテーナー（保定装置）の使用
• 歯並びの安定

抜歯矯正のメリット・デメリット

メリット

• 理想的で綺麗な歯並びになる
• 顎のスペース不足を解消できる
• 咬合バランスの改善します
• 口元の美しさ向上し、笑顔が増える

デメリット

• 抜歯後の痛みと回復期間が必要である
• 矯正期間がやや長めである
• 保定期間を守らないと後戻りのリスクがあります

4. 矯正歯科専門院「こどもおとな歯科」の強み

矯正歯科専門院「こどもおとな歯科」は、以下のような強みがあります。

1. 専門医による診断と歯科治療
   • 経験豊富な矯正専門医が治療を担当
   • 患者さんに最適な治療計画を提案
2. 最新の矯正技術を導入
   • 透明なマウスピース矯正
   • 舌側矯正（リンガルブレース）
   • 痛みを最小限に抑えた治療
3. 充実したアフターケア
   • リテーナー装着指導
   • 定期検診によるフォローアップ
4. 子供から大人まで対応可能
   • 早期治療から成人矯正まで対応
5. 患者さん目線の治療
   • 丁寧なカウンセリング
   • 治療中の不安に寄り添うサポート体制

5. 歯並びは一生もの

抜歯矯正の経過は、矯正治療を受ける上で非常に重要です。適切に処置できていること、その経過が良好であるかどうか、はチェックしていく必要があります。東武練馬院は矯正歯科専門でもありますので「こどもおとな歯科」歯科矯正ならお任せください。歯並びは一生ものです。今しかできません。後悔する前に必ず美しい歯並びを手に入れてください。それだけでもコミュニケーションが増えたり、自信につながったりしますので歯並びは大事です。さらに健康な口腔環境を手に入れることができれば歳を取っても歯が丈夫なのが一番です。矯正治療を検討している方は、ぜひ早めに歯科医院へご相談ください。早期治療がより良い結果をもたらしますので。

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