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【東武練馬で矯正歯科をお探しの方へ】保険適用?専門医が解説!

[2024.12.18]

執筆:こどもおとな歯科理事長 佐々木賢

矯正歯科専門医がお伝えする保険適用治療、費用面と期間

Q: 費用はどれくらいかかりますか?

A:
矯正治療の費用は、選択する治療法や装置、治療期間によって異なります。東京の「こどもおとな歯科」では、患者さんのニーズに合わせた治療プランを提供しており、以下の費用目安があります:

保険適用の可能性

矯正治療は一般的に自由診療ですが、特定の条件(顎変形症など)を満たす場合には保険が適用されることがあります。詳細は、東京の「こどもおとな歯科」で相談することをおすすめします。

それでは、保険適用になるところを詳しく解説していきますね!

矯正歯科で保険適用が認められるケースは、一般的に以下の 特定の条件や疾患 に限られます。基本的に、矯正治療は審美的要素が強いと判断されるため、多くの場合は自由診療(自費) となります。

以下の場合は保険適用が認められることがあります。

1. 顎変形症(がくへんけいしょう)
  • 症状: 上顎と下顎の大きさや位置に著しいズレがあり、咬み合わせや顎の機能に問題がある場合です。
  • 治療内容: 矯正治療に加えて、外科的手術(顎の骨を切る手術)が必要と診断されるケースです。
  • 流れ: 矯正歯科での矯正治療と口腔外科での手術が連携して行われます。
2. 特定の先天性疾患(厚生労働省が指定)

先天的な疾患が原因で、歯並びや咬合(こうごう:かみ合わせ)に異常が生じている場合、保険適用になります。代表的な疾患は以下の通りです:

  • 唇顎口蓋裂(しんがくこうがいれつ)
  • ダウン症候群
  • 鎖骨頭蓋異骨症(さこつとうがいいこつしょう)
  • クルーゾン症候群
  • トリーチャーコリンズ症候群
  • ピエールロバン症候群
  • 先天性の顎骨欠損症 など

これらの疾患に起因する咬合異常に対する矯正治療は保険適用の対象になります。

3. 歯科矯正に関連する「咬合異常」の治療

咬合異常が重度で、日常生活(食事・発音・顎機能)に大きな支障があると認定された場合には、保険適用されることがあります。

例として:

  • 開咬(かいこう): 奥歯が噛んでいても、前歯が噛み合わない状態
  • 反対咬合(はんたいこうごう): いわゆる「受け口」
  • 交叉咬合(こうさこうごう): 上下の歯が交叉して噛み合わない状態

ただし、審美目的 と判断される場合は適用外となるため、矯正の必要性について歯科医師が診断し、判断されます。

4. 永久歯の「埋伏歯」の牽引治療
  • 埋伏歯: 歯が正常に萌出せず、顎の骨の中に埋まったままの状態のことです。
  • 治療: 矯正装置を使って埋伏している歯を引っ張り出す治療が保険適用になります。

保険適用を受けるための手続き

  1. 診断: まず、歯科医師が保険適用条件に該当するかを診断します。
  2. 指定医療機関での治療: 保険適用の矯正治療は、厚生労働省認定の医療機関(指定自立支援医療機関)で行う必要があります。
  3. 手術や追加治療: 必要に応じて外科的治療や追加の矯正治療が行われることもあります。

注意点

  • 保険適用の矯正治療を受けるには、一定の条件や基準が厳密に定められています。
  • 保険適用かどうかの判断は、最終的には担当医師が行います。

もし矯正歯科治療が必要かどうか迷っている場合や、保険適用になるか気になる場合は、矯正専門医に相談するのが最善です。

費用に含まれる内容

矯正治療の費用には、次のような項目が含まれます:

  • 初期診断費用:レントゲン撮影、歯型採取、写真撮影などの費用。
  • 装置費用:選択する装置によって異なります。
  • 調整費用:治療中の定期的な調整にかかる費用。
  • リテーナー費用:治療後のリテーナーの作製費用。

治療法別の費用平均目安です

  • 金属ブレース:30万~50万円
    最も一般的で費用対効果が高い治療法です。丈夫で治療効果が高いため、複雑な歯並びの問題にも対応可能です。
  • セラミックブレース:50万~70万円
    歯の色に近い素材を使用し、審美性を重視した治療法です。費用は金属ブレースよりやや高めですが、目立ちにくい点が魅力です。
  • リンガルブレース:80万~120万円
    舌側に装着するため、外見上は装置が見えない治療法です。調整が難しく費用も高額ですが、完全に見えない矯正を希望する方に最適です。
  • インビザライン(透明マウスピース):100万円以上
    透明で取り外し可能なマウスピースを用いた治療法です。見た目に配慮したい方やライフスタイルに合わせた治療を希望する方に人気があります。

Q: 矯正治療の期間はどのくらいですか?

A:
矯正治療の期間は、患者さんの歯並びの状態や選択する装置、治療目標によって異なりますが、一般的に1.5~3年が目安です。また、治療が完了した後も、リテンション期間(安定期間)として1~2年程度装置を使用する場合があり、全体では約2~5年が一般的な治療期間となります。

① 治療期間を左右する要因

矯正治療の期間は、以下の要因によって大きく変わります:

  • 歯並びの複雑さ
    軽度の不正咬合であれば治療は短期間で済みますが、複雑な噛み合わせや骨格的な問題がある場合は長期化することがあります。
  • 治療法と装置の種類
    透明マウスピース(インビザライン)のように、軽度の矯正に適した装置の場合は比較的短期間で済むことが多いですが、リンガルブレースのように高度な調整が必要な装置は治療期間が長くなることがあります。
  • 患者さんの協力度
    矯正装置の調整のために定期的に通院する必要があります。通院を怠ると治療期間が延びる可能性があります。また、インビザラインのような取り外し可能な装置は、1日20時間以上装着することが推奨されており、装着時間が短いと効果が得られず期間が延びることがあります。
  • リテンション期間
    治療後のリテンション期間は、矯正によって動いた歯が元の位置に戻らないように固定するための重要なステップです。この期間中も一定の注意と管理が必要です。

② 治療期間の流れ

以下は、矯正治療の一般的な流れです:

  1. 初期診断と治療計画(1~2回の通院)
    矯正歯科医が口腔内の状態を診断し、治療計画を立てます。この段階ではレントゲン撮影、歯型の採取、写真撮影などを行います。
  2. 装置の装着(1回の通院)
    選択した矯正装置を装着します。この時点で治療が正式にスタートします。
  3. 調整と経過観察(1~2か月に1回の通院)
    装置を調整しながら歯を少しずつ移動させます。治療中は口腔内の衛生状態を維持することが重要です。
  4. 装置の除去とリテンション装置の装着(治療完了時)
    矯正装置を取り外し、リテーナーと呼ばれる装置で歯を固定します。
  5. リテンション期間(1~2年)
    歯が元の位置に戻らないようにリテーナーを装着します。この期間は患者さんの協力が重要です。
患者さんに安心の治療を提供するために

東京の「こどもおとな歯科」では、費用や治療期間について丁寧に説明し、患者さんが納得した上で治療を進められる環境を整えています。専門医による高い技術と細やかなケアで、安心して治療を受けていただけます。

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