執筆：こどもおとな歯科理事長　佐々木賢

目次

1. 矯正歯科とは
2. 東武練馬での矯正歯科治療の利点
3. 矯正治療の流れ
4. 矯正治療の種類と選び方
5. 矯正治療の期間と費用
6. 年齢別の矯正治療の特徴
7. こどもおとな歯科での治療の魅力
8. 矯正治療のリスクと対策
9. 矯正治療の成功への第一歩

6. 年齢別の矯正治療の特徴

矯正治療は、患者さんの年齢や成長段階に応じて、最適な治療法が異なります。東京・東武練馬の「こどもおとな歯科」では、患者さん一人ひとりの成長やライフステージに合わせた治療を提供し、年齢に応じたアプローチで理想的な歯並びと健康な噛み合わせを実現しています。ここでは、年齢別の矯正治療の特徴について詳しく解説します。

1. 乳幼児期・小学生初期（0～8歳）

**乳幼児期から小学生初期（0～8歳）**は、顎の成長が活発に進む時期であり、矯正治療において非常に重要な期間です。この時期の治療は「幼児矯正」や「早期矯正」と呼ばれ、主に顎の成長を利用して歯並びや噛み合わせの問題を予防・矯正することを目的としています。

• 顎の成長を利用した治療: この時期の治療では、顎の骨格の成長を促進し、将来的に歯並びが整うように誘導します。例えば、顎が狭い場合には、拡大装置を使用して顎の幅を広げることで、永久歯が正しい位置に生えやすくなります。
• 取り外し可能な装置: 乳幼児期の治療では、取り外し可能な矯正装置を使用することが多いです。これにより、子供の日常生活や成長に合わせて治療を進めることができます。装置は夜間や特定の時間帯に装着するだけで効果が得られるため、子供にとってストレスが少なく、治療を進めやすいのが特徴です。
• 予防的なアプローチ: 乳幼児期の治療は、将来的な歯並びや噛み合わせの問題を予防することを目的としています。この段階で適切な治療を行うことで、後の本格的な矯正治療の必要性を減らし、よりスムーズな治療を実現することができます。

2. 小学生後期～中学生（9～15歳）

**小学生後期から中学生（9～15歳）**は、乳歯と永久歯が混在する「混合歯列期」と呼ばれる時期で、矯正治療の絶好のタイミングとされています。この時期は、歯が自然に生え変わる時期であり、矯正治療を進める上で非常に効果的です。

• 混合歯列期の治療: この時期の矯正治療では、永久歯が生え揃う前に歯並びを整えることが可能です。顎の成長と歯の生え変わりを利用して、自然な形で歯を正しい位置に導きます。
• 固定式装置の使用: 小学生後期から中学生の治療では、固定式の矯正装置が一般的に使用されます。金属ブレースやセラミックブレースなどがこの時期の主な選択肢であり、効果的に歯を移動させることができます。また、この時期の子供たちは治療に対して理解力が高まり、自分の治療に積極的に取り組むことができるため、治療の効果も高まります。
• 成長を活かした治療: この時期の治療では、成長を活かして歯並びを整えるため、成人に比べて治療期間が短く済むことが多いです。また、治療結果も安定しやすいため、早期に矯正を行うことのメリットが大きいです。

3. 高校生～大人（16歳以上）

**高校生から成人（16歳以上）**の矯正治療は、見た目やライフスタイルに配慮しながら進められることが特徴です。この時期の治療では、成長期が終了しているため、歯の移動がゆっくりと進む傾向がありますが、効果的な治療が十分に可能です。

• 成人矯正の特性: 成人矯正では、成長期の子供とは異なり、歯や顎の骨が成熟しているため、歯の動きが比較的遅くなります。そのため、治療期間がやや長くなることがありますが、適切な治療計画を立てることで、理想的な結果を得ることが可能です。
• 見た目に配慮した治療法: 高校生から大人の矯正治療では、見た目を重視した治療法が主流です。透明なマウスピース型のインビザラインや、歯の内側に装着するリンガルブレースなど、目立ちにくい装置が選ばれることが多いです。これにより、矯正治療中でも自然な笑顔を保つことができ、社会生活や職場での影響を最小限に抑えられます。
• ライフスタイルに合わせた治療計画: 成人矯正では、患者さんのライフスタイルや仕事、家庭生活に配慮した治療計画が重要です。例えば、ビジネスシーンでの見た目を気にする方や、仕事で頻繁に出張がある方には、取り外しが可能なインビザラインが適しているかもしれません。また、成人矯正では、治療前にしっかりとしたカウンセリングが行われ、患者さんの希望や生活習慣に合わせた治療プランが提案されます。
• 成人特有の問題に対する対応: 成人の場合、歯周病や虫歯などの問題が治療を複雑にすることがあります。これらの問題がある場合、まずはこれらの治療を行ってから矯正治療に進む必要があります。「こどもおとな歯科」では、歯周病や虫歯の治療と矯正治療を統合的に行い、患者さんが健康な口腔状態を維持しながら矯正治療を受けられるようサポートしています。

このように、矯正治療は年齢ごとに適したアプローチが異なります。東京の「こどもおとな歯科」では、患者さんの年齢や成長段階に応じた最適な治療を提供し、長期的に安定した結果を目指しています。年齢に合った矯正治療を受けることで、健康な歯並びと美しい笑顔を手に入れることができるでしょう。

東武練馬で矯正歯科治療をお考えの患者さんへ。こどもおとな歯科では、患者さん一人一人のニーズに合わせた治療計画と丁寧なサポートを心がけています。美しい笑顔と健康な口腔環境の実現のために、私たちはここにいます。当院の特徴とはこどもからおとな、ご年配の方まで皆様のお口の健康をサポートする歯科・歯医者です。ホワイトニングもすごく多いですが、特に虫歯や歯周病などの一般歯科から小児歯科、矯正歯科、インプラント、根管治療、入れ歯、予防歯科、審美歯科の治療を行なっております。ぜひ何でもご相談ください。

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